2021.11.25
【乾燥対策】間違った保湿ケアをしていませんか?
~乾燥肌のための正しい保湿ケア~
カサカサ、ザラザラ…乾燥による「かゆみ」「かさつき」「粉吹き」に悩んでいませんか?
冬は1年のなかで最も気温と湿度が低下します。
「湿度が低くなる=空気中に含まれる水分量が少なくなる」
そんな空気にさらされる冬の肌は、肌表面から空気中へと水分が奪われやすくなってしまいます。
さらに、冬は気温が下がり体が冷えやすくなります。これも冬の肌の乾燥要因の一つ。
外気の乾燥や長時間のエアコンなどにより、さらなる肌乾燥を引き起こしまうのです。
また、乾燥が続く要因として「肌のバリア機能低下」があります。
正常な肌は水分と油分のバランスが保たれていますが、乾燥・敏感肌は水分量が少なく、バランスが崩れてしまい肌ダメージを引き起こしやすいのです。
お肌を内側からしっかりと水分で潤わすことが重要なのです!
しっかりと水分を浸透*1させたあとは、保湿アイテムでしっかりと蓋をしていきましょうね♪
今すぐやめて!NG保湿ケア
×洗顔のしすぎ
肌への浸透*1力を高めるため、余分な汚れや角質を取り除くため過度に洗顔をしすぎていませんか?
しかし、角質などを取り除こうと洗顔をしすぎるとバリア機能が低下して、うるおいが蒸発しやすい肌になってしまします。
×フェイスパックやコットンパックの放置
パックをすることで、肌への浸透*1力が上がりしっかりと潤すことが出来ます。
しかし、どんなに柔らかいパックでも水分を含むと固くなりそのまま放置をするとより肌に強い刺激を与えてしまう可能性が。
また、パックを外したあとは肌表面から空気中へと水分が奪われやすくなってしまいます。
しっかりとスキンケアを行い、肌を優しく包み込みましょう。
×乾燥するから朝はぬるま湯で洗顔
寝ている間に分泌された不要な皮脂や角質はぬるま湯で落とすことはできません。
毛穴詰まりが気になる場合、洗顔料できちんと洗わないと不要な皮脂や角質はとれません。
乾燥がひどく毛穴がほぼ目立たない人以外は、朝も夜もしっかり洗顔料を使い、洗顔をしましょう。
皮脂があまり出ない乾燥肌の場合、それほど肌が汚れていないのに朝に洗顔料を使うと、必要な皮脂や肌のうるおいも洗い流してしまい、うるおいを保ちにくい肌に。
朝の泡洗顔をやめて、夜のスキンケアを化粧水で拭き取るだけなど工夫をすることで、乾燥改善の第一歩に。
×たっぷりな量を一度に
乾燥が気になるところへ、より多くの量を使用し、乾燥対策をされる方が多いと思います。
しっかり保湿することは出来ますが、これは一時的なもの。
少し時間をおいて、何回かに分けてなじませることで肌の内側までしっかりと潤い、肌のバリア機能が上がります。
*1)角質層まで
正しい保湿ケアのポイント
◎肌に負担をかけないよう、長時間の洗顔やゴシゴシと擦らず優しく手のひら全体を使い、泡洗顔を行う
◎パックが乾く前にきちんと取り外す!パック後は時間を空けず、しっかりスキンケア
◎朝はぬるま湯だけじゃなく、しっかり泡洗顔
◎乾燥が特に気になる方は、朝の泡洗顔は控える
◎スキンケアアイテムは時間をおき、何回かに分けて少しづつ肌になじませる
◎低刺激の肌にやさしい保湿アイテムを使う
乾燥肌さんにおすすめの保湿ケアアイテム