2023.04.28
外側にもバラを宿して
「この製品を、大切な人に自信を持ってプレゼントできますか?
それも気兼ねなく接する親友ではなくて、ちょっと気を遣う上司や義母などにお渡しできるか想像してみてください。」
私が必ず化粧品工場の方や、社内会議で問いかける質問です。全員一致でYESが出ない製品は、当たり前ですがお蔵入り。
化粧品開発で、もちろんシビアに、重要視していることは「成分や肌に関わること」ですが、プレゼントすることを考えると見た目もとても大切だと思うのです。
私たちは製品に関わる、「成分・容器・資材・説明書」全てに一切の妥協は許しません。
バラの魅力をこれら全てに宿す必要があるのです。
ボトルはバラの香りを表現できるように、花びらを想起させる柔らかく上品なピンク。
キャップやポンプには、美しいバラを開花させるために欠かせない、生命力溢れる茎や葉を想起させるグリーン。
数えきれないほどのデザイン案を、クリエイティブチームと密に創り上げ、イメージを完全再現するために容器の色味は既製色ではなく、ゼロから調色を重ねています。
バラのちからを製品を通して体感していただきたい。
大切な方へのプレゼントにはもちろん、いつも頑張っているご自身を労わるアイテムとしても。
みなさまに五感で満足頂けるように、小さいことの積み重ねですが丁寧に大切にモノづくりを行うのがポリシーです。
ROSE LABO株式会社
代表取締役社長 田中 綾華